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PFD=パーソナルフローティングベストの略
です。
日本のJISなどで規定されているライフジャケットとは、まったく異なります。
個人が水泳できる状態で、補助の浮力となっています。
なぜかと言うと、川では流れが有るためウズや反転流に挟まれると、ライフジャケット
では、泳いでウズから出れず(泳ぎにくい)そのまま救助を待つ事になります。
ですので、川では積極的に泳いで岸に上がる為に、補助浮力(PFD)を使用します。
また、大きすぎる浮力はむしろ危険です。
ウズやホールに捕獲されて、延々と巻かれた場合、水温が高い時期でも
低体温症(ハイポーサミア)になり、徐々に気力がなくなり意識が遠のきます。
低体温症の初期症状は、小学校のプールでガチガチ歯をならして唇が青が
目安です。これでムリしていると体がどんどん冷えて動けなくなります。
ライフジャケットのほとんどは海での使用を想定しているので、泳いで体力を使うより
保温や浮いた時の姿勢などが重視されています。長時間漂流を考えて作られているので
色も視認性の高い、アカ、キイロ、などがほとんどです。
川用のPFDの浮力は 7kg(70N)となっている事が多いです。
動きやすさを追求したフリースタイルやプレイモデルでは、5kgと言う物もあります。
レスキューやクリーク用の物で9kgもありますが、カラビナなどの装備を持つと結局
7kgぐらいの浮力になるようです。
こちらは、名品?
エクストラスポーツのホワイトウォーターフーリーですが、これはラフティングガイド向きで、浮力は10kgです。
エクストラスポーツのホワイトウォーターフーリーですが、これはラフティングガイド向きで、浮力は10kgです。
これを来てカヤックは動きにくいので、かえってロールができなかったりしてよけい危ないのではないかな?
ロールが出来る!って言うのはパドラーの安全の為にも幸せな事なので、頑張って練習しましょう!!